2020ふりかえる

 

こんばんは

 

おーみそかです

 

今年を振り返ってみます

(長いし、あまり愉快な話はないかもしれません)

 

 

今年も本当に、

劇場に来て頂いた皆さま

ありがとうございました

 

病気も怪我もなく

穴を開けずにステージを勤めることが出来ました

 

お花や、演目の感想はステージの活力に、

お心付けは演目の費用にさせていただいています

飲み物などの差し入れは、買いに出かける時間の分、休憩の時間に出来ました

 

今年、、

どの業種でもウイルス感染予防のため

仕事が停滞、もしくは立ち行かなくなり泣く泣く辞めた方

減給された方なども数えきれないほどだったと思います

部屋に閉じこもり、報道や噂に怯え

早く会いたいね と言い合うだけの日々で

落ち込んだり、やる気を失ったり、精神を病んだりした方もたくさんいると思います

 

私も例に漏れず、

感染するのもさせるのも怖いけど

働かないと、人に直に関わらないと、別の理由で死んでしまいそうだ…と思っていました

 

通販を開いてみたり、

撮影会を設けてみたり、

なんとか「るあん」でいる時間を作ろうとしたのは

誰かを元気付けるためというより

自室の中で腐っていくのが怖かったからです

 

ありがたいことに通販を利用してくださった方は多数いて

その中には金額を上乗せして応援して下さった方もいて、

撮影会の枠もいつもほとんど埋まり

 

こんなちっぽけで、未熟な自分でも

開演を待ってくれてる人がいると

強く勇気づけられました

 

劇場再開後、やはり寂しい場内の日も多く…

(劇場に来られなかった方を責めるつもりはありません。ご自身やご家族やお仕事関係、自分と関わる人達を守るためだと思っています)

 

ステージで笑顔は作っていて、

やっぱり劇場で、カメラではなく人の前でパフォーマンスするのは素晴らしく楽しい!と感じる一方で、

近い将来への不安は日々膨らむようでした

 

春も夏も秋も 夢を見たのかというほどにあっという間で実感の希薄な日々でした

 

冬、感染者数はまた増えていますが

良いのか悪いのか

人間というのは慣れたり麻痺していくもので

恐怖心は正直薄れてきました

(かといって手洗いうがい除菌マスクをサボることはないです、というか既に日課になり日常のルーティーンに組み込まれましたね)

 

毎日踊れること、

オフの週には演目についてや、

何か皆さんが楽しく、明るい気持ちになれることを提供できないか…と考えられること

本当に幸せです

 

私はクソ生意気だし

無愛想で高飛車で

実力が伴わないのに口ばかり達者で

自分にも他人にも高望みしすぎで…

可愛げのない踊り子で申し訳ないのですが…

 

毎日、お客さま、お姐さん、従業員さん達に

心から感謝しているのは、本当です

 

基本的に写真の他に形に残るものは提供できませんが、

何かしてもらったこと、払ってもらう代金以上の

感動とか体験とか 形ない価値を持って帰ってもらいたいと思っています

 

これからも色々な演目を作って

それにあたり素敵な衣装を考えたり、

心に寄り添ったり、いい意味で裏切るような曲を選んだり、

練習したり…

がんばりますね

(無理は、しないです。)

 

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2021年もよろしくお願い致します。

 

 

 

 

以下は雑記

 

どの演目が好きですか?と

写真撮影の時、ときどき訊いてみたりしました

 

よく観に来て下さる数名の方にしか訊いていないのですが

「スープ」

「海月」

が好きって方がわりかし多いような?

 

私はだいたい最近出してるのはどれも好きですが

「海月」は自分の中でも何か、前に進んだという実感を得ました

 

来年も3つくらい、うち1つはシルクを使った演目を作りたいなーと思っています

 

「どうして脱ぐのか、脱がなくてもお金を払う人はいるだろう」

と、お言葉をくださる方が稀にいますが

私においては、脱がないでもお金が頂けるような容姿も技術もないと思っています

 

しかしそれ以上に何か…

ただダンスを踊ったり演目を作るだけでなく

自分の1番恥ずかしい部分、

弱い部分をさらけ出すということには

見せる人、見せられた人のどちらをも包み込むような作用があるように思うのです

(とかいうとストリップを何か高尚なもののように語っていると取られかねないですが、私はやっぱりあくまでストリップ は芸術ではなく、風俗と思っています。それに風俗が低俗で下劣だと思ったことはありません。人を傷つけることを目的としていないからです)

 

私の前ではエッチでいいよー恥ずかしいこと考えてもいいよー

気持ちが溢れたら涙を見せても大丈夫だよーって言われたら

ほっとしませんか?

それはお客さんにのみ向けられる言葉ではなく、

私もステージにいる間そう感じているのです

(毎日、毎回ではなく

極端な話をすれば調子の悪い日はみんな大嫌いだー!帰れー!って思う日もありますが…それは人間なので…いつも同じ動作や感情になることはなくて当然だと思います。それを理由に意図的にクオリティを下げて良いとは思っていません)

 

今ここに書き残していることが、来年には全くそう思っていない

なんて可能性もありますが

日記というのは変化を辿るために書いてるようなものなので

書き残してみましたし

消したくならないといいなーと思います

 

書くことが尽きたので

唐突ですが終わります